クワガタのおふとん その2

さて、ようやく書きたかったマットの話を書けます。

以前、このブログで「いび森林資源活用センター」の針葉樹マット「クワガタのおふとん」の
サンプルモニターレビューを書いた
んですが、
(モニターに応募する前から数種類が少量ずつセットになった「クワガタBOX」を購入して使用していました)
クワガタのおふとんの3種類のマットを1年ほどかけて使い続けた結果、
感想が以前のレビューと正反対とも言える「ペレットタイプ最高!」となってしまいました。
本当に申し訳ありません。
正しい(?)使い方をしたら、以前はしっくりこなかった「微粒+ミニペレット」タイプが
自分にとって理想的なマットに変わりました。
以前のレビュー記事の訂正を兼ねて、今回はそのマットと作り方を紹介しようと思います。

以下、画像で解説します。

クワガタのおふとん 「微粒+ミニペレット」タイプ
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左側の使いかけが古い4L入りの袋、右が新しい5Lの袋入りです。
いつの間にか商品がリニューアルされていて1袋が4Lから5L入りに変わりました。

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新しい商品のアップです。以前の物よりペレットの大きい粒が多くなった気がします。

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これを容器に入れて(通常は飼育ケースごとに必要分だけ入れて作っています)

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ぬるま湯を入れて、手でペレットの粒があまり見えなくなるまでかき混ぜます。
ペレットの残り分量でマットが含んだ水分が適度かどうかだいたい分かるので楽チンです。
数倍にまで膨らんで全体がほぐれてきたら、マットの完成です。

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完成したマットを飼育容器(デジケースHR-1)に入れるとこんな感じです。

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クワガタとゼリーを入れて、これでセット完了です。
モデルは2015年の自己ブリでは最大個体だった1505-11ちゃん82.2mmです。

このマットならクワガタはちゃんと潜って休みますし、
お湯(水)を適量混ぜて作っているので乾燥したマットの粉っぽさも全くありません。
(ぬるま湯で作っているのは温度変化のストレスを減らすためです。効果があるのかは分かりませんが)
今年はこのマットを使って羽化して1~2週間しか経っていない新成虫を多数管理しましたが
全頭符節欠けなども起こさず無事に後食を迎えましたので、クワガタに悪い影響は出ないと思います。
それからペレットタイプはカチカチに乾燥させて作った商品なので、保管中にカビや虫も発生しにくく、
保管場所が少なくて済むことも狭い部屋で飼育している自分には最高です。
このように使用していて全く不満がなく、これが自分の理想的なマットだと素直に思える商品でした。
(見た目だけなら、小さいチップ状のクワガタのおふとんの「粗粒」が一番ですが)

先日、どうせ使い続けるのだし少量購入では送料がもったいないと思って、
5L×6袋の30L(税込1300円)を買いました。
ただ、水を混ぜて数倍に膨らませてから使うので、
冷静に考えたらペレットが30Lもあったら自分の環境でも3年くらいは持つと思います。
調子に乗って買いすぎましたね・・・1300円で3年ってどれだけコスパいいんですかw
本当に「ペレットタイプ最高!」です。



さて、さっきの飼育ケースに入っていたアーチ状の木材。
160726_0143.jpg
(モデルは長生きしている元気なババオウゴンオニ64×48ミリペアちゃんです)

これはクワガタの転倒防止とストレス軽減の隠れ家になるように入れているものですが、
同じく「いび森林資源活用センター」の「いびチップ Big」という商品です。
以前、購入した小さいサイズの「いびチップ」は使い物にならな・・・自分には合わなかったのですが
チップのサイズが大きければ使えると思っていたこともあって、ペレットと一緒にBigの方を買いました。
こちらも買い直す時の送料がもったいないと思って、多めのLサイズ25L(税込600円)を買いました。

そして、届いた商品がこちら
160726_0144.jpg
丈夫なガラ袋にめいっぱいですごい分量でした・・・

160726_0145.jpg
これがチップのアップです。
アーチ状の大きめなチップとそれの小さな破片がだいたい同じくらいの割合で入っています。
大きさはメジャーを参考にしてみてください。

その中で良さそうなアーチ状のを選んで飼育ケースに入れると先ほどのような状態になります。
これで自分のクワガタ飼育環境は完成しました。
もちろん綺麗にセットしてもクワガタがすぐに暴れてグチャグチャにしてしまいますが、
それでも大きめのチップが転がってちゃんと隠れ家になりますのでとても満足です。
次からもずっと同じ商品を買って使い続けたいと思います。
まあ、次に買うのは数年後になりそうですがw


ペレットタイプの良い使い方も分からずに「使う必要を感じない」とか書いてしまっている
アホの以前のレビューは恥ずかしながらそのまま残しておきますが、
こちらが今現在の私の飼育環境ですし、全ての商品を使った上での自分のオススメになります。

お試しセットの「クワガタBOXのSサイズ(税込750円)」には
普通のマット2種類(粒のサイズが大きいのと小さいの)、ペレットタイプ、いびチップBigが入っていますので、
みなさんも一度試してみるといいと思いますよ。
良し悪しを判断するのは実際に自分で使ってみてからです。
以上、宣伝おわり。
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2015年度最大個体

連休中に飼育個体のマットを総入れ替えして部屋の掃除をしたので
使ったマットについて書こうと思ってたのですが、都合により先に2015年の最大個体を公開しておきます。
近年の他のブリーダーさんの羽化成績を見ると公開する必要あるのかってレベルですが・・・

1508-02 84.0mm 頭幅28.7mm、前胸幅30.4mm
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DSC_0167.jpg DSC_0170.jpg

相変わらず背面からの写真が酷くて良さが伝えられませんが、アゴが鋭くてなかなか良い個体だと思います。
幼虫管理表を見てもらえばわかるのですが、
夏の成長不良で雄雌を間違えて2本目に800ビンに突っ込み早期羽化させようとして失敗して諦めて
年明けの4本目への交換時での最終体重30.1gからの羽化になります。
そして、4本目への交換時にこの個体だけピンク色のダニがくっ付いていたため
この幼虫のボトルだけ4月くらいまで部屋の端に常温で隔離していました。
(もう今年の冬からは温室使わないので窓から投げ捨てようと思いますw)
まあ、この酷いボトルリレーと温度管理でよくこのサイズになったものだと感心します。
実は現サイズ以上に底力がある個体なんじゃないかなと思います。


2015年度の結果を見ると、8番ラインだけ成績が抜けた気がします。
8番ラインのもう一頭のオスはつい数日前に人工蛹室で羽化していて82~83くらいの顎ズレ個体です。
蛹が曲がっていたのでダメかなと思っていましたが、まあやっぱりという感じです。
3本目のビンの最後で暴れずに無事に蛹化してくれていれば、
最終体重32gからさらに体重も乗っていたように見えましたので、おそらく一番の個体になっていた気がします。
残念です。

同ラインのメスも年末頃に早期羽化に失敗して大暴れしてしまって
11.8gまでダイエットしてからの53ミリ羽化なので、強いラインなんだと思います。
自分に暴れさせない技術と経験があれば2頭とも良い結果を出せたはずだと思うと後悔が残ります。


菌糸ビン1本目の成長不良で反省と後悔の中で生き恥を晒し続けていた酷い初年度でしたが、
せっかく1頭だけ良いのが出たので上記の84ミリは来季の種親として使おうと思います。
里親のニックTさんには最悪なシーズンを救ってもらって感謝しています。
本当にありがとうございました。

あとの来季の種オスは仕方ないので補強せざるを得ません。
もう手を出していますので、いずれブログで紹介させていただこうと思います。
これが一番始めで言っていた「都合」ってやつです。
まさか補強個体を紹介した後にそれより小さい年度最大個体を公開なんて恥ずかしくてできません。
これで一区切り付いたことにして2016年度の幼虫管理に全力を尽くします。
早く自己ブリの個体を軸にブリード計画を立てられるようになりたいです。

2016年度 幼虫管理表更新

やっと2016年度の幼虫管理表を公開しました。
今季の管理数は今のところ201頭となっています。
これからさらに少しだけ増えるかもしれません。
これだけやれば数頭は自慢できる良い個体が出てきてくれるはずですが・・・
2本目への交換までは幼虫のポテンシャルを信じて待つしかありませんね。

初めてexcelで表を作ってみて、わずかな修正程度の更新をする時の手間を考えて
画像ではなくて表のデータを変換して貼りつけてデータを公開したかったのですが・・・
変換すると思い通りに表がレイアウトできず、結局良い方法が見つけられなかったので
とりあえず表を画像で保存して1枚ずつアップする方法でいきます。

あと、管理表を作る際にライン名をA-545から1601、A-540から1602・・・と変更しました。
データを管理する時の手間の問題でライン名を昨年同様に数字のみで統一したかったからです。
ブログ上ではA-545とかB-530とメスのサイズで継続してライン名を呼称すると思いますが、
個体管理表や管理カードでは数字のみのライン名を使おうと思います。



それから最後のB-505ラインのグリードSLケースの割り出しを終えて今季の産卵データが出揃いました。
結果は10日のセットで18頭と、B-505はスイッチが入ってからは結構産んでくれました。
16sa.jpg
今季はグリードケース16個で230頭が採れました。
全ラインで幼虫が確保できて、採りたいラインからは充分な数が採れたので満足な結果です。
単に優秀な種親のおかげかもしれませんがw

グリードケースを使い続けたおかげで少しはコツみたいなものが分かったと思います。
マットを一切敷かないで割り出しまで綺麗なままのケースもありましたので、
カビが生えるかどうかはメスを投入している間の管理の問題ですね。
菌床産卵は材産みと同じ要領でやる必要がないってことは分かりました。
今年上手くいったパターンをベースにもう一年くらい菌床産卵を経験すれば
安定した良い方法が確立できそうな気がします。



先日、幼虫の余品をオークションで販売させてもらいました。
DSC_0095.jpg
こんな感じで個体管理カードを幼虫の頭数分だけ用意したのは大変でしたが、
制作手順は完全に決まったのであとは作業に慣れるまでの辛抱ですね。
里子に出した幼虫はカードで判別しやすいように51番からの個体番号を付けています。
160○-51、160○-52といった感じです。
今後、自分が個体を販売する時はこの個体管理カードを付属していきます。

今回、私から幼虫を購入してくれた方にはとにかく感謝です。
出品評価履歴のない自分をわざわざ選んでもらった恩を返すために
同腹兄弟の成績を伸ばして血統以上に箔を付けてあげたいですね。
里子先でライン最大個体が出ちゃったりしないようには頑張りたいですねw



さて、6月は仕事が忙しい上に休日を全てクワガタの作業に充ててしまい
全く休みが無い状態だったため、忙しすぎて正直ウンザリしている状況です。
準備しないまま管理する頭数を80から200といきなり倍増させたのはちょっと無茶でしたね。
まさか1回の割り出しで30頭と爆産するとは思っていませんでしたので・・・
そこから計画を変更してボトルを置く棚とか急いで増設していますし、
幼虫は成長を待ってくれないので休みの度にやるしかないって状況に追い込まれていましたし。
6月はいつ何をやってたか記憶が定かじゃないような酷い状態です。
やっと一段落しましたので、しばらくクワガタから距離を置いて他のこともやりたいと思います。
録画しておいた映画もずいぶん溜まってしまいました。

ブログの更新は今まで通り1週間に1回くらいのペースで続けていきます。
マットを買ったりしていたので、それについても書きたいと思います。
そうそう、次号のビークワは国産オオクワ特集らしいので届くのが楽しみです。
おっと意外とウンザリしてなかったですねw
それではまた。
プロフィール

matt(マット)

Author:matt(マット)
東京都在住。2014年の11月頃からオオクワガタの飼育を開始しました。2015年度から大型狙いのブリードに挑戦。
能勢産の大型血統だけに絞って飼育します。

[自己最高羽化記録]
国産オオクワガタ 89.0mm
ババオウゴンオニ 74.5mm

ライン表と幼虫管理表
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