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シャッフル2回目と幼虫の途中経過

月末になったので冷蔵庫内の菌糸ビンを再びシャッフルしました。
今度は期待の幼虫だけ良さそうな場所に置いて、あとは完全にランダムで配置しました。
この一か月くらい温度は上側の方が平均して0.5度くらい高かったと思うのですが、
冷蔵庫の下側に置いていた幼虫と上側に置いていた幼虫では
あまり大きさや食痕に違いが出ませんでした。
先月末に一度上下を入れ替えた影響もあって成長が平均的になったのかもしれません。
現状では単純に3令になってからの期間が成長具合に一番影響があるような気がします。
まだ食痕の出てないようなビン投入が遅かった幼虫も
ここからの2~3週間で一気に大きくなり始めるはずです。

姿の見えた幼虫はどれもこんな感じでした。
4番ライン幼虫
P_20150727_172844.jpg

5番ライン幼虫
P_20150727_173237.jpg

だいたい7~8グラムくらいでしょうか?
まだまだ小さいですね。
本当にここから1か月ちょっとで急激に大きくなるのか心配ではあります。
9月上旬~中旬予定の2本目交換時点でどれだけ30gに乗せられるかが勝負ですね。

なぜか4番ラインの幼虫だけが菌糸の表面に上がってきてしまっています。
今回も先月と同様に2番ラインと5番ラインの幼虫のほとんどが
菌糸ビンの下方に潜っていて姿が見れませんでした。
5番ラインは写真に撮れた個体のみが唯一表面近くにいて見ることが出来ました。
4番ラインの幼虫は酸素が多く必要だとか、菌糸が合わないとか、
何か遺伝的な個性が影響しているのかもしれません。
それでも大きくなるなら全然構わないんですが・・・

現状では食痕の出方がイマイチすぎて食い上がりでは雌雄の判断が全然できません。
広めの食痕が出ているのは全部オスでいいんでしょうか・・・
こうなったら菌糸ビン800と1400を半々で頼んで(おそらくオスがちょっと少ないはずなので)、
残ったメスを余った1400ビンに投入する方法でいくしかないのかな・・・
もっと雌雄の判別ができると思っていたんですが、
菌糸ビンに投入して1か月半~2か月ではまだ難しいみたいですね。

あとカビが出ている菌糸ビンが2本だけあったので、
エタノールで消毒したスプーンでその部分を削り取っておきました。
カビの生えたビンに加えて、劣化が酷めのビンが1本だけあったので、
問題の起きた菌糸ビンは83本中3本と予想よりも良い経過状況でした。
9月中旬くらいまで菌糸がこのまま無事に持ってくれることを願っています。



それから恵栽園のおまけでもらった産卵木のセット結果を書こうと思います。
1頭も幼虫が採れずに欠番になっている6番ラインのメス52.8mmをセットしました。
幼虫が採れなくても構わない状況での産卵セットと二度とない機会だったので
実験も兼ねてメスを取り出して3週間一切触らずに完全に放置してみました。
P_20150726_114415.jpg
P_20150726_114841.jpg
P_20150726_115514.jpg

結果から言うとスカでした。
今季は産まないメスはなにをやっても産みませんでした。
実はメスを取り出してからすぐに産卵木にキノコとカビが生えては枯れてを繰り返していたので
産卵木を割る前から嫌な感じがしていました。
割り出し中の酸っぱい感じの臭い的にも木が腐り始めていたような気がします。
今回は今までのパターンと逆でケース内の水分が多すぎたようでした。
薄めに敷いたマットが産卵木から出た水分でビチャビチャになりガチガチに固まっていました。
メスが産卵行動を取っていなかったこともケース内の環境が悪化した原因かもしれません。
今回の内容はかなり悪い方の失敗だったと思います。

少なくとも産卵木は水を吸わせた後にキチンと水分を抜いておかないとダメですね。
確か今回は一日水に沈めて水を吸わせた後に、
4~5時間くらい室内でそのまま置いて水抜きしただけでした。
どこかで読んだ「産卵木の表面にキッチンペーパーを当てても水が染みない程度」に
水分を抜くということを守れていなかった気がします。
2番ラインの転倒防止材の時と同じ手順でセットしたのに失敗したのは、
転倒防止材の時は材自体が小さかったため吸った水の総量が少なかったことと、
マットが多くて水分が材からマットに上手に逃げたことが良かったのかもしれません。
次回は材のサイズに合わせて水抜きをしっかりやってからセットするようにしたいです。

今季だけで水分が少なすぎるパターンと多すぎたパターンの両方を経験できたので、
来季からは間を取ってちょうど良い具合で産卵木をセットしたいと思います。
ただ、面倒になったら植菌材をそのまま使うことで全て解決してしまおうと思いますw
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北斗恵栽園 菌糸ビンの新しい蓋

昨日、北斗恵栽園のメールマガジンが届きまして、先月菌糸ビンの購入時に記事で書いた
便利そうなボトルの蓋が1400ボトルにも使われることになったようなので紹介しようと思います。
以下がメール内容の転載です。
(メルマガの転載に問題がありましたら、該当部分を削除しますのでコメント欄からご連絡ください。)

◆新商品のご案内

◎pp1400ccキャップ
ウレタンタイプのキャップがついに完成いたしました!!
(1100cc、800ccと同じタイプのキャップです)
通気性も良く、旧・フィルタータイプのキャップに比べ、
コバエの侵入を防げ、幼虫がフィルターを破り、穴から出てしまう心配もございません。
製造工程上、少々割高になってしまいまいましたが、
旧タイプのキャップに比べ非常に使い勝手が良いキャップです。
今後は、新タイプのキャップへ移行させていただきたくお願い申し上げます。
旧タイプの在庫がある限りは、
キャップ2種からお客様へ選んでいただける設定とさせていただいております。

◎菌糸ビン
新・ウレタンタイプキャップ・・・480円(タダヒラ 450円)
旧・フィルタータイプキャップ・・・450円(タダヒラ 420円)

◎空容器・キャップ
新・ウレタンタイプキャップ空容器・・・180円
新・ウレタンタイプキャップのみ・・・110円

以上。
商品ページはこちらです。
上にさらに菌糸ビンを重ねられるタイプの蓋です。
天面には細かい出っ張りが付いていて、重ねた時の滑り止めもしくは通気の確保になっているようです。
なぜかお店の商品ページだと蓋の外観しか載っていないので、
構造が分かりやすいように800ccの蓋の裏側の画像を載せてみます。
仕様はだいたい一緒だと思います。
P_20150623_230733.jpg
P_20150623_230808.jpg
これなら蓋の中のシートが汚れたり破れたりしてダメになってしまっても、
通気穴にマスキングテープなどを貼るだけでそのまま何度も再利用できそうな感じです。
羽化させた後にそのまま成虫を管理する飼育ケースに使用するのにも良さそうだと思います。

値段は1400ccmの空ボトルで税込180円と他のお店の空ボトルに比べると割安な感じです。
逆にキャップのみの値段は高めな感じがします。
あとは菌糸ビン(空ボトル)24本とか48本のセット売りで安くなるサービスがあると嬉しいですけど。

自分は4番ラインの幼虫3頭だけ北斗恵栽園のオオヒラ800ボトルを使っていますので、
この中にオスがいたら2本目のボトルで試しに買って使ってみようと思っています。
この幼虫たちは6月10日割り出し、23日菌糸ビン投入で
まだ食痕が出ていないんでもうちょっと頑張ってほしいです・・・
あまりに快適で真ん中で居食いしてるのだと思うしかありませんw

そういえば、このオオヒラタケボトルは幼虫投入から丸1か月以上経ちましたが菌糸は全く劣化しないです。
相変わらず匂いも甘い感じで良いです。今のところはとても好印象な菌糸ですよ。
あとは幼虫のサイズで判断させてもらうしかないですね。

クワガタのエサ 昆虫ゼリー

今回はクワガタに与えているゼリーについて書きます。
クワガタ飼育を開始してからまだ9か月くらいなので
今まで使ったゼリーの種類は多くはないですが、思い出せるうちに感想を書いてみようと思います。

現在は定番のプロゼリーを全てのクワガタに与えています。
商品は良く、値段も高すぎなくて、常に在庫があって安定しているのが良いですね。
今は16gの500個セットを買ってストックしています。

クワガタのエサ交換ですが、燃えるゴミの日の都合で火曜日と金曜日にゼリーを替えています。
オスは常にゼリーを切らさないように入れていて、
メスは金曜日に投入して火曜日に食い残しを取り出すサイクルです。

オスは16gのゼリーをゼリーカッターで2つに切ってそのまま置いています。
以前は下の画像のように2つにカットした後にホッチキスでくっ付けていましたが面倒でやめました。
P_20150720_211227.jpg
くっつけると見た目は良いのですが、そのまま置いているのと実はあまり変わりませんでした。
現在のゼリーの置き方では蓋のフィルムが顎に当たって食べにくそうだし、
切り口にマットが付いて食べなくなるので改善しないといけない点もあるのですが、
わざわざワイドサイズのゼリーを買うほど困っているわけでもないので
何か良い方法がないか考え中です。

メスはゼリーの蓋にカッターで十字に切れ込みを入れて、そのままマットに転がすだけです。
以前はオスと同じようにエサを切らさないようにメスも週2回ゼリー交換していましたが、
メスは1回ガッツリ食べると次はあまり食べないことが多くて無駄にしてしまっていたので、
ゼリー投入は週1回だけにして取り出す日までに食べないメスが悪いと思うことにしました。
クワガタはかなりエサの食い溜めができるらしいので問題はないと思います。
今はゼリーが黄色く変色して悪くなる前に取り出してしまうことを優先しています。



ここからは今まで使用したゼリーの感想をひとつずつ書いていきます。
今はプロゼリーしか手元にないので、画像はありません。
文章ばかりで読みにくくてすみません。
カッコの中はメーカー名か購入店名です。検索の参考にしてください。

[乳白系]
プロゼリー(KBファーム)
乳酸パワーゼリー(オオクワキング)
ブリードインセクトゼリー ホワイト(DOS ドルクス オーナーズ ショップ)
高タンパク乳酸ゼリー(フジコン)

[黒糖系]
パワーブラウンゼリー(エクシードクラフト)
99プロテインゼリーPro(九十九里クワガタファーム)

[その他]
High effect(ドルクスダンケ)

以上の7種類だけですね。上から順番に書いて行きます。


[プロゼリー(KBファーム)]
今まで使ったゼリーの中で一番食いがいいです。
カップに頭を突っ込んでガツガツ食べてくれます。見ていて楽しいです。
ただしゼリーは水っぽくて、持ちは最悪です。
入れて5日くらいすると黄色く変色して劣化してしまいます。
1週間以内に確実にエサを交換し続けられる人向けのゼリーですね。
値段は他に比べると高めですが、食いの良さを考えれば使用者が多いのも頷けます。
ニオイは甘い感じでかなり強めです。
500個セット買いで1個当たりの単価は7円くらいにまで下げられるので、
細かく何度も買うくらいなら一気に買ってしまった方が結果としては良いと思います。
あと、プロゼリーを一度食べさせると格安ゼリーを明らかに避けて食わなくなります。
要注意です。


[乳酸パワーゼリー(オオクワキング)]
水分が少ないためか、とても固いゼリーです。
水っぽいゼリーが嫌な人にはオススメできます。
持ちは普通で、プロゼリーより持ってくれる印象です。
食いはちょっと悪め~普通くらいです。我が家では反応がイマイチでした。
もうちょっと食いが良ければ使用してもいいんですが・・・
値段も品質も格安ゼリーとプロゼリーの間くらいの商品です。
あと、このゼリーは在庫状況が怪しいです。
以前からワイド仕様の400個セットがずっと品切れでした。
記事を書いている最中に確認したら、現在入荷待ちで50個セットしか販売していないようです。
16gが50個で税込318円。50個セットしか買えないままだと単価が6円くらいになります。
まとめ買いしたプロゼリーが単価7円位なので、あまり変わらなくなってしまいますね。


[ブリードインセクトゼリー ホワイト(DOS ドルクス オーナーズ ショップ)]
フジコンの乳酸ゼリーと全く同じ商品な気がします。
作ってる工場とかが同じなんじゃないでしょうか。
ゼリーは水分が少ない感じでかなり固めです。
1週間経っても全く劣化しない代わりに、食いが非常に悪いです。
入れてから数日経ってから空腹に耐えられなくて、食べたくないけど仕方なく食べる感じです。
クワガタが食わないおかげで、さらに持ちが良くなる魔法のゼリーとも言えます。
500個買いで単価が3円くらいと値段はこれ以上ないくらい最高なゼリーなんですが、
あまりに美味しくなさそうでクワガタには申し訳ない気もします・・・
後食を始めてからずっとこのゼリーしか食べさせなければ
やはり食いは悪めですが普通に食べてくれるので飼育する上で問題はないはずです。
ブリードに使わない個体などには値段的にも持ちの良さでも良いゼリーだと思います。


[高タンパク乳酸ゼリー(フジコン)]
DOSのブリードインセクトゼリーと全く同じ感じです。
少しだけ値段が高いので、あえてこちらを選ぶ必要はないと思います。
商品についてはブリードインセクトゼリーの欄を参考にしてください。


[パワーブラウンゼリー(エクシードクラフト)]
菌糸ビンを購入した時にオマケで入っていました。ありがとうございます。
15個くらいしか試していないのですが、食いは結構良かったです。
水っぽい感じですが、持ちは一週間くらいなら大丈夫な感じでした。
使用感はプロゼリーにとても似ている感じがします。
値段は500個セットで税込3086円と送料を含めるとプロゼリーとほぼ同じ単価になるので、
白いゼリーより茶色いゼリーの方が好きならプロゼリーの代わりに買うのもいいと思います。
なかなか良いゼリーでした。


[99プロテインゼリーPro(九十九里クワガタファーム)]
黒糖の入っている茶色いゼリーの方です。
食いは抜群に良かったです。オスが非常に良く食べました。
黒糖系のゼリーはどれもオスの食いが良い気がします。
ゼリーは比較的水っぽかったです。
持ちはよく覚えていません。
食いが良すぎてだいたい3日後にはいつも綺麗に無くなっていたと思います。
50個702円(税込)、200個送料込み2808円、500個4320円(在庫切れ)と値段はけっこう高め。
500個セットで比較するとプロゼリーの1.2倍くらいの値段です。
500個セットだけ在庫切れで販売したくないようなので、この値段で本当に買えるかどうか分かりません。
在庫のある200個送料込みセットだと単価14円くらいになってしまいます。
プロゼリーはオオクワキングで500個セット送料込みの計算で単価8円くらいなので、
この金額差を考えると商品は良いのですが購入するのを考えてしまいますね。
もし安く買えるなら、これが一番良いゼリーかもしれません。


[High effect(ドルクスダンケ)]
一番最初に買った飼育セットについてきたゼリーで50個1000円くらいです。
今思うと高すぎる値段設定にちょっと引きます。
水分少なめの固めなゼリーで、食いは結構悪めでした。
クワガタが食べ慣れると食いが良くなるとお店に書いてあったと思いますが、
50個を使い切る頃でもあまり良くなった印象はありません。
固くて食いが悪いので、その分持ちが良いかと言われると、
冬場に使っていたせいもあるのですが、ゼリーが乾燥してしまって早めに交換する感じでした。
正直あまり印象に残っていないゼリーです。



最後に数か月前に自分が500個セットを購入するために調べた時の
値段と単価のメモが残してあったので載せておきます。
載せる前に現在の価格を確認していくつか訂正しましたが、
計算が間違っていたり、値段がさらに変更されていたら申し訳ないです。
全て税込の商品代金だけで送料は計算に入れていません。

日本製
プロゼリー16g 500個 オオクワキング3542円 単価7.08(KBファームのセール2268 単価4.53)
プロゼリー18g 400個 オオクワキング3542円 単価8.85
乳酸パワーゼリー16g オオクワキング600個 3218円 単価5.36 在庫なし
乳酸パワーゼリー18g オオクワキング400個 3110円 単価7.77 在庫なし

中国製
フジコン乳酸ゼリー16g 500個 DOS1750円 単価3.5
フジコン乳酸ゼリー18g 500個 DOS1750円 単価3.5
フジコン乳酸ゼリー18g 500個 オオクワキング2160円 単価4.32(なぜか16gも値段一緒)
ブリードインセクトゼリー ホワイト16g 500個 DOS1480円 単価2.96
ブリードインセクトゼリー ホワイト17g 500個 DOS1580円 単価3.16


あとはDOSの「DP乳酸コラーゲンゼリー」が気になっています。
国産の高たんぱくゼリーで500個セット2750円で1個当たりの単価は5.5円。
いずれ機会があれば50個買って試してみようと思います。

BE-KUWA ビークワ 56号

前号からビークワを読み始めた初心者なのですが、
最新刊の56号の美形コンテストのコーナーを読んでちょっとショックを受けました。
「これが今望まれているオオクワガタの形なのか・・・」と。
素人なので個体を見るポイントがサッパリ分かっていないせいもあるのでしょうが、
どうも上位に選ばれた方の個体がことごとく自分の理想とは違っていたんですね。

自分はオオクワガタの飼育を始めてすぐに大型血統に興味を惹かれて、
能勢、久留米、川西の3択の中から一番好みのYGを選んだような程度なので、
あまり他の産地と比較すること自体が無かったためか「美形の基準」について
今まで考えたことがありませんでした。
ディンプルが少ない方がいい、体のパーツのバランスが良い方がいい、
単純にそういう当たり前なこと以外は個人の好みくらいにしか思っていなかったんです。
それで今回の結果を見て、どうも自分の理想が業界の常識とかなりズレてるんじゃないかと
少なからずショックを受けたわけです。

美形コンテストを読み始めて疎外感すら感じつつ、次のページへと読み進めて
順位のついていないページいっぱいの投稿画像の中に
すぐに目を引いた今回のコンテストで一番印象的な個体がありました。
それがページの真ん中辺りに載っている85mmアップの能勢YGでした。
それを見た途端、「ああ、やっぱり!コレ!コレなんだよなー!」って一人で納得していました。
普段から見慣れているから一番バランス良く感じたのかもしれませんし、
画像の個体が一際素晴らしかったこともあるかもしれません。
体はデカくてドッシリして迫力があるのに、緩やかに長く伸びた顎と見事に調和がとれていて、
荒々しさと上品さを同時に感じるようなオオクワガタ。
実物サイズの分かりづらい数多くの画像の中でも、この個体がダントツで姿が良く見えました。
自分はこういうオオクワガタが理想なんだと改めて気づきました。

そもそも美形の基準と違っているとか、ひねくれた考え方をする必要はなかったんですね。
なんかもうシンプルに「自分の好きなものが一番カッコイイ」でいいと思いました。
ただ、ここまでオオクワガタが形を変えていて、人の好みで個体の判断基準が変わってしまうのなら、
コンテスト自体を大型血統、極太血統、ワイルド系?と
それぞれ部門別に開催した方が丸く収まるんじゃないかなとは思いました。
自分みたいに好みを否定されて疎外感を感じるような人も減るんじゃないでしょうか。

とにかく、自分の好きな形のオオクワガタは能勢YGで間違ってなかったと確認できて安心しました。
さらに一番形の好きなオオクワガタがサイズ挑戦でも楽しめる血統だったという機会にも感謝です。
これってかなりラッキーなことですよね。

オークションの幼虫詐欺

いくら初心者とはいえ、今さら恥を晒すだけなのですが、
自分の失敗が人の役に立つならと思って
クワガタ飼育を始めたばかりの時にオークションで買った幼虫のことを書こうと思います。
今日の記事はできれば読んでほしくありません。

昨年、ヤフオクで「能勢産YG血統866系2令」の幼虫を譲っていただきました。
出品者はそれまで悪い評価も1件もないし、説明文には親のサイズや血統など凄そうな内容が書いてありました。
価格も安かったこともあり思わず飛びついて入札し、無事に落札できました。

いざ落札した後でふと出品者の方のIDをグーグルで検索したら、
何年も前から複数のIDを使って昆虫を出品していた有名な詐欺師だと知りました。
出品画像は他の方の画像を合成加工してデジタルノギスの数字を改変。
国産と言われているだけの無血統のオオクワガタの幼虫を業者から大量に安く調達して、
血統背景を詐称してそれなりの値段で売りさばいている手口だと思います。

もう詐欺だと分かった時点から取引に関しては後悔しかなかったのですが、
そもそもちゃんと調べずに落札した自分の責任だし、送られてくるクワガタ幼虫に罪はないと思って、
仕方がないのでそのまま受け取って育てることにしました。
送付先の住所と名前を知られているので、抗議して面倒なことになっても嫌だと思ったのもあります。
これがあまりに堂々と行われている詐欺がいつまでも続けられる原因なのかもしれません。
私もこうして泣き寝入りしたことで詐欺の一端を担ってしまったことを申し訳なく思っています。

いざ届いた幼虫は5頭+死着保障1頭で合計6頭のはずだったのですが、
マットの詰まった小プリンカップ6個の中には幼虫は4頭しか存在していませんでした。
つまり2つのプリンカップにはマットしか入っていませんでした。
はじめから詐欺なのですから、幼虫が実際に送られてきただけマシなのかもしれません。
この時は負担が減って良かったとしか思えませんでした。

この4頭の幼虫はお金をかけないようにマット飼育を行いました。
その頃に頑張ってスタイロフォームを使って自作した簡易温室で21~24度くらいで春まで育てました。
せっかくなので1頭だけ、他の幼虫を投入した菌糸ビンの掘りカスをマットに混ぜる実験したりもしました。
通常のマットと菌糸を混ぜたマットでは幼虫の成長に違いは全く感じませんでしたし、
菌糸を混ぜたマットは1か月ほどで早々に匂いが悪くなるほど劣化してきたので結果として失敗でした。
3月になり温室を加温するタイミングでマット交換をして、蛹化に失敗した1頭を除いて3頭が蛹化・羽化しました。

これらの成虫は画像の通りのカワイイサイズです。
まさか公開する機会があるとは思わなかったので、見づらい画像ですみません。
P_24157.jpg
1:メス 2/13にマット交換(体重8.0g)、4月上旬羽化35mmくらい 
2:メス 2/13にマット交換、3/14マット交換(体重4.6g)、4/16羽化35mmくらい 
3:オス 2/13に菌糸を混ぜたマットに交換、3/14マット交換(体重8.5g)、4/19羽化50mmくらい 中歯型
4:メス 3月中旬にビン底で蛹化失敗して★ 幼虫時のデータなし

大きさに関しては仕入れ先からして当然これくらい・・・という感じですが、
マット飼育で冬から春先までしか成長させずに育てたので、これくらいで羽化してしまったとも思えます。
オスは小さな中歯型です。これはこれで形がかわいくて良いですね。
菌糸ビン飼育をしたり、初夏から翌年の春先まで育てていればもっと大きくなった可能性はあります。
1番と2番のメスを比べると、蛹化前の時点で体重が8.0gと4.6gと倍近い差があるのに
羽化サイズはほぼ同じでした。
さすがに驚きましたが、ここまで小さい個体だと幼虫体重と成虫サイズは関係なくなるのでしょうか。
このような条件の幼虫を育てる機会はもう二度とないと思いますので検証のしようがありませんが・・・
これらの成虫は友人を通じて近所の子供に譲ることが出来ました。喜んでもらえて良かったです。
飼育についても初めてのマット飼育、マットに菌糸を添加する実験、蛹化不全の観察と
いろいろ経験させてもらいました。
取引自体は詐欺であっても、自分は勉強代を充分に回収できたと今では思っています。

しかし、私が落札した時よりも出品者の評価が何十も増えているのに
未だに悪い評価がほとんど付いていないのを見ると
本物のYG血統の幼虫だと思って知らずに育ててしまっている方もたくさんいるのだと思います。
大型血統の偽物たちは羽化後のサイズによっていずれ市場から淘汰されることになるはずですが、
それでも初めから被害に遭われる方がいなくなるに越したことはありません。
詐欺師は内容を偽造したyasukongさんの証明書を丁寧に添えて発送してきます。
恥ずかしながら下の画像が私の手元にある偽物の証明書です。
P_20150712_091621.jpg
宛名の部分が空白になっていて、縮小コピーしてパウチまでしてあります。
日付などの書いてある内容が同じなら疑ってください。


この経験は個体や幼虫は信頼できる方から譲ってもらわないといけないと理解する良い機会になりました。
現在、私は個体を購入する方を「クワガタの飼育ブログ(サイト)を持っていること」を基準に判断しています。
長い期間、情熱を持ってクワガタを飼育して、その内容をネット上で報告し続けている人が
過去の飼育実績を全て捨てるようなつまらないことはまずしないだろうと信じています。
そしてブログを読めばその方の雰囲気を感じ取ることができますので、判断しやすいと思います。
それから、何かあればその方とすぐ連絡が取れるということも非常に大事だと思います。
自分はネット上で自分から何かを発信したり、コメントのやりとりをしたりというのは
昔から非常に苦手なのですが、それでもこうして頑張ってブログを書き続けることで
ブリーダーとして信用されるようになれればと思っています。

しかし、今になって例の出品ページを読み直すとこんなのに引っかかったなんて本当に恥ずかしい・・・
アホかと。

2015年産卵結果

今季の産卵状況の結果を更新しておくのを忘れていたので、画像をアップしておきます。
2015sr01.png

こうして表で見てみるとグリードSL産卵ケースとニクウスバ材セットの結果がほとんど変わりません。
1セットあたり12~13頭の幼虫が採れる感じです。
値段はグリードSLが800円くらい、ニクウスバ材(Mサイズ)が600円(セールで540円)くらいです。
グリードSLの値段にはデジケースの容器代が含まれていて、
ニクウスバ材の方は別途で産卵用のマットが必要になりますので実質的に値段に差がない感じです。
(飼育容器はいくらあっても困りませんので自分は嬉しいです。成虫を譲る時にも使えますし。)
それを考えると今年の経験から割り出しが楽で、幼虫の成長が比較的早かった
グリードSLの方が産卵木よりも良い方法だと思いました。
そのため、来季も初めに全ラインでグリードSL産卵ケースを使用する予定です。
それでグリードSLで幼虫が採れなかったラインは
再ペアリングをしてからカワラ材を使用してみようと考えています。
ただ、今季の結果では「産むメスは何にでも産むし、産まないメスは何しても産まない」でしたので、
グリードSLで卵が確認できないメスは諦めてお金のかからない転倒防止材セットでもいいような・・・
あと今季の反省点は欠番の可能性を考えて各ラインとも多めに幼虫を採っておくべきでした。
来季は6~8ラインで、平均15~20頭の幼虫を確保するのが目標です。
一発目のグリードSL産卵ケースだけで15頭以上採れるよう工夫をしたいと思っています。

そういえばC98さんがブログで紹介されていたように
グリードSL産卵ケースを付属の仕切りで半分に分断して使用するのは良いアイデアですね。
あれで最初に全ラインでお試し産卵をして、次に通常通りにケースに投入すれば
実質1.5ケース分使用することになって、ちょうど幼虫が15~20頭確保できそうな計算になります。
お試し産卵の短いセット期間で卵の有無とオスの種なしが判断できる利点もあります。
今年の3番ラインのように産卵セットを3個も無駄にするのはできれば繰り返したくないです。
せっかく欠番を味わうという失敗が経験できたので、来季は改善していきたいところです。


それから、恵栽園のおまけでもらったナラの産卵木をセットした産卵ケースから
欠番6番ラインのメス52.8mmを今日取り出しました。
P_20150707_180949.jpg
P_20150707_181326.jpg
2週間の投入で材をかじってはいましたが、
自分が隠れて収まるスペースだけちゃっかり確保した感じです。
いくつか穴を掘ったような跡もあるのですが、どうも産卵してないっぽい雰囲気がします。
これから3週間後の7月28日頃に材を割り出す予定です。
まあ、幼虫が出てきたらラッキーくらいの感じで期待せずに待ってみます。
月末ごろに結果をブログで報告します。


話が変わりますが、FCブログのアルバムの画像の上書き更新は上手く機能しないみたいですね。
7月5日に幼虫管理表を更新していたのですが、2日経っても新しい画像に変わりませんでした。
これからは画像を上書き保存せずに毎回名前を変えて画像をアップして更新しようと思います。
ちなみに更新内容は少し前に書いた6月12日投入の1番ラインの幼虫が★になっていたことです。
1番ラインはどうも成長不良の幼虫が多そうです。
このラインだけ孵化しない卵が採れていたことからも高タンパクの菌糸が原因ではなく、
インラインの影響か、親メスに問題があった可能性が大きそうです。
自分はインライン個体からのアウトのかけ合わせに遺伝の爆発力が出ると信じているので、
なんとか1番ラインから種親になってくれる有望な個体が出てくれると嬉しいのですが・・・

2015年ペアリングから産卵についてのメモ

今年、オオクワガタのペアリングから産卵までを初めて経験してみて、
分かったことや改善点などを書き溜めていたメモから忘れないように要点だけ編集して載せておきます。
自分も来年の3月頃になったら、この記事を読み直して流れを思い出してみます。
あくまで我が家の環境が前提なので、誰にでも内容が当てはまるわけではありませんが、
もし参考になるような点がひとつでもあったら幸いです。


[ペアリングについて]
・6月上旬に幼虫を割り出すために4月中にペアリングを済ませて4月末~5月上旬にメスを産卵ケースに投入する
・今季はメスを日曜に投入して木曜の夜に取り出しする5日間のペアリングで1頭を除いて産卵に成功できた
・ハンドペアリングを成功させた直後からメスが急に大人しくなったので、ペアリング成功の判断基準になるかも
・ペアリング後のメスはあまり間を開けずに2週間以内に産卵ケースに投入する方が安心
・ペアリングは安全策をとって4月に入ってから3日間のペアリングを2回制にした方がいいかもしれない
 月~水、木~土のローテで1週間に2匹ずつペアリングして、2匹に種付けなら2週間、4匹なら1か月かかる計算
 産卵ケースに投入する直前の2週間以内に再ペアリングすることになるので成功の確率はかなり高くなると思う
・メスはゼリーを食べながら産卵するので、ペアリング後に1週間ゼリーを食わせる期間を取る必要はないと思う
・最後にペアリングするメスは産み始めが遅れても挽回できるように、2ケース以上投入する個体を選ぶ方がいい


[グリードSL産卵ケースについて]
・今回メスを投入してから産卵確認できるまでに数日かかってしまったのは、
 菌糸ビンが届いてから24時間程度でメスを投入してしまって菌糸が落ち着いていなかったことと、
 最初に置いていた温室内が28~29度超えまで上がってしまっていたのが大きな原因だと思う
・来季はケースが届いてから3~4日は26度程度の室温で保管して、菌糸が落ち着いてからメスを投入すること
・5月に入った時点から窓を開けた室温が一日中26~27度台に安定していたので、
 来季も温度管理は段ボール箱にケースを入れて床にそのまま置いておくだけで大丈夫そう
・ケース付属のティッシュはすぐにメスに破られてしまってマットに混ざって汚してしまうので即撤去する
 来季は乾燥を防ぐためにSLケースの空気穴にマスキングテープを貼っておく
・メスを取り出した後は蓋に防虫シートを挟んで、ケースを洗濯ネットに入れて
 割り出し日まで保管する方法でケース側面にカビが生えた以外は特に問題がなかった
・2回目セットのグリードSLケースは1回目のケースと一緒に加工すると使用するまでにカビが生えてしまうので、
 メスを投入する日まで穴を掘るのとボルトの埋め込み加工はしないでおく
・カビ防止のマットは入れすぎるとメスがマットに落ち着いてしまって菌糸に潜ろうとしなかったので、
 隠れられない程度に薄くかけるだけで充分
・メスを取り出してケースを保管する際にカビ防止のために再びマットを薄く敷きなおした方が良いかもしれない
・5月上旬までなら菌糸ビンの予約は埋まらなかったので、注文は1回目のケースの卵を確認した後でも大丈夫
・メスが菌糸を全てかき回してしまう場合は産んでない可能性が高いので再ペアリングか材産みの準備をする
・グリードSLなら幼虫の見落としはなさそうだから、割り出し後に崩した菌糸を保存しておく必要はないと思う
・卵の見落としは起こる可能性が高いけれど、孵化する確率を考えると諦めてもいいかもしれない
・メスを2週間セットして、取り出してから3週間後に割り出しの日程で幼虫はほとんど2令初期で回収できた


[ニクウスバ材について]
・途中で加水してからメスが急に材をかじり始めたので、材のセット時にマットもかなり湿らせておく必要がありそう
・マットに半分くらい材を埋めてもメスに全部掘り起こされてしまうので、
 幼虫が材から落ちた時にマットに潜れるよう2~3センチくらい入れてあれば充分
・カビの生え具合で産卵しているか判断ができるのでマットに材を全て埋めるのは良い方法とは言えない
・ケース底のマットに幼虫が1~2匹いるのが見えた時点で割り出しをすると材からド初令幼虫が回収できた
プロフィール

matt(マット)

Author:matt(マット)
東京都在住。2014年の11月頃からオオクワガタの飼育を開始しました。2015年度から大型狙いのブリードに挑戦。
能勢産の大型血統だけに絞って飼育します。

[自己最高羽化記録]
国産オオクワガタ 89.0mm
ババオウゴンオニ 74.5mm

ライン表と幼虫管理表
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