2019年度ライン表更新
お久しぶりです。
やっと2019年度のライン表を更新しました。
今季の種オスは去年と同じ能勢産89.0mmメインで行きます。

(撮影し直したんですが、写りがイマイチなのでライン表は昨年の画像をそのまま使います)
補強でコレを超える個体を入手するのは正直無理だと思いました。(金銭的にも)
いろいろ悩んだのですが、能勢産なら昨年羽化の最大個体88.5ミリは販売に回して、
2年目で成績も保証されている890の方で勝負した方が良いという判断をしました。
890には2年続けて種付けを頑張らせ過ぎていて、
おそらく来年の使用は厳しい予感がしますので、今夏になんとか使えるデカいのが出て欲しいです。
2番目の種オスはCラインのYG87.0mmです。

2018年度に早期♀を使って幼虫が大きくなっているラインなので、
能力的には勝負できるオスだと思います。
ただ、YG血統なのに本番で組み合わせるYG♀が手元にいませんので、
お相手は全て能勢産早期♀です。ちょっともったいないですね。
メスも良いのをかけるので意外と成績出せるんじゃないかと思います。
ただ、他のラインの産卵次第ではあおりを受けて管理数が減るかもしれません。
(お試し産卵は同腹56.5mm♀とセットして、つい先日孵化を確認しました。
幼虫は10頭くらい採れそうで余品として出すと思います。これが今季唯一のYGラインです。)
産卵についてですが、メインはA555ラインの2年目を産めるだけ産ませる方向でいきます。
1年目は40g台の幼虫が7頭出ましたので、このラインでもう一度勝負するのが最善手かなと。
2年目の産卵は成績が保証されてる上に失敗してもダメージが少ないので楽でいいですね。
このラインは早期♀も良いのが出たので、来年用にまた早期羽化させようと思います。
それからB535ラインも2年目産卵させますが、種♂の894Bが3月初めに突然死してしまったため
ペアリングなしのまま産卵セットしますので、正直ダメ元です。
あと2ヵ月無事でいてくれれば・・・
19年度のBラインは消滅する可能性のが高い気がします。仕方ないですね。
それから、2019年度は♀を2頭補強しました。
まず来年度の「能勢産♂×コラボラインSR早期♀」の組み合わせの予行演習を考えて、
52.5mmのSR♀をhxbwh999さんから補強させてもらいました。



幼虫管理数が限られているので補強は上記の1頭だけで充分かなと思っていたのですが、
2年目ラインの幼虫もちゃんと採れるか不安ですし、
結果を出そうとするあまり優先順位でガチガチに決まってしまった2019年度のライン編成が
あまりにも面白みがなくモチベーションの低下が半端なかったので
4月の末にもなってから勢いだけでshimaさんから55.9mmのSR♀を補強させてもらいました。


どちらもウチで出せないような翅周りの雰囲気をしたメスだったので、
相変わらずブリード技術に対する明らかな差を感じて悔しいです。
補強したメスはウチの早期メスに足りない所がキッチリあって、補強としては良い傾向でした。
自信満々の自己ブリ♀でコケたら、逆に補強のメスが大活躍しそうな気がしますねw
2019年度も管理温度や菌糸はウチの能勢産に合わせていくので、
SR♀からのラインは全く結果が出せないかもしれません。
そうなった場合は将来的なことも考えて、
来年度からはSR♀に合わせた環境で幼虫管理をやろうと思っています。
しかし、補強したSRの虫を見てると「僕の考えた最強の血統同士の組み合わせ」とか
真面目にやってるうちはいつまで経っても先頭のブリーダーに追いつける気がしませんね・・・
ライン表や血統図じゃなくて、もっと虫を見ないとですね(;´・ω・)
最後に2018年度のオス幼虫の経過ですが、すでに大半が蛹室を作り始めています。
1400ボトルはボトル上部の両端に小さい穴が1つずつ、
2300ボトルは片っぽだけに大き目の穴が開いているパターンが多いです。
40g台のオオクワ幼虫には2300ボトルはちょっと横幅があり過ぎた気がします。
2月下旬の4本目交換から昇温も経て4月中旬まではかなり順調だったのですが、
最高温度に昇温した所から少し下げたタイミングで急に暴れる幼虫が出てきてしまい
この1週間あたりで急激に薄氷の上を歩くようなスリリングな毎日になっております。
大きめの幼虫は落ち着いているのに、33~34gあたりのが大暴れなのが意味不明です。
やっぱり大きくなれなかった幼虫にはそれなりの理由があるのでしょうか・・・
今年は基本的に暴れても蛹化するまで放置でいきます。
今までの経験上4月過ぎてからボトル交換した幼虫は体力不足で結局★になるのが大半なので、
もうアレコレするよりはキッパリと諦める方向で・・・
無事に蛹化できた時点で蛹を人工蛹室に移して、泥みたいになったクソボトルを処分していきます。
このまま順調にいけば、5月中旬~下旬にかけてほとんどの幼虫が蛹化すると思います。
羽化は例年通り6月中旬から末頃に集中するはずです。
昇温のタイミングとかについては例年と変えていないのでキッチリ予定通りですね。
蛹室の位置もボトル真ん中から上部に集中していてイイ感じなので、
あとは幼虫のポテンシャルに期待するしかありません。
たのむよ!
やっと2019年度のライン表を更新しました。
今季の種オスは去年と同じ能勢産89.0mmメインで行きます。

(撮影し直したんですが、写りがイマイチなのでライン表は昨年の画像をそのまま使います)
補強でコレを超える個体を入手するのは正直無理だと思いました。(金銭的にも)
いろいろ悩んだのですが、能勢産なら昨年羽化の最大個体88.5ミリは販売に回して、
2年目で成績も保証されている890の方で勝負した方が良いという判断をしました。
890には2年続けて種付けを頑張らせ過ぎていて、
おそらく来年の使用は厳しい予感がしますので、今夏になんとか使えるデカいのが出て欲しいです。
2番目の種オスはCラインのYG87.0mmです。

2018年度に早期♀を使って幼虫が大きくなっているラインなので、
能力的には勝負できるオスだと思います。
ただ、YG血統なのに本番で組み合わせるYG♀が手元にいませんので、
お相手は全て能勢産早期♀です。ちょっともったいないですね。
メスも良いのをかけるので意外と成績出せるんじゃないかと思います。
ただ、他のラインの産卵次第ではあおりを受けて管理数が減るかもしれません。
(お試し産卵は同腹56.5mm♀とセットして、つい先日孵化を確認しました。
幼虫は10頭くらい採れそうで余品として出すと思います。これが今季唯一のYGラインです。)
産卵についてですが、メインはA555ラインの2年目を産めるだけ産ませる方向でいきます。
1年目は40g台の幼虫が7頭出ましたので、このラインでもう一度勝負するのが最善手かなと。
2年目の産卵は成績が保証されてる上に失敗してもダメージが少ないので楽でいいですね。
このラインは早期♀も良いのが出たので、来年用にまた早期羽化させようと思います。
それからB535ラインも2年目産卵させますが、種♂の894Bが3月初めに突然死してしまったため
ペアリングなしのまま産卵セットしますので、正直ダメ元です。
あと2ヵ月無事でいてくれれば・・・
19年度のBラインは消滅する可能性のが高い気がします。仕方ないですね。
それから、2019年度は♀を2頭補強しました。
まず来年度の「能勢産♂×コラボラインSR早期♀」の組み合わせの予行演習を考えて、
52.5mmのSR♀をhxbwh999さんから補強させてもらいました。



幼虫管理数が限られているので補強は上記の1頭だけで充分かなと思っていたのですが、
2年目ラインの幼虫もちゃんと採れるか不安ですし、
結果を出そうとするあまり優先順位でガチガチに決まってしまった2019年度のライン編成が
あまりにも面白みがなくモチベーションの低下が半端なかったので
4月の末にもなってから勢いだけでshimaさんから55.9mmのSR♀を補強させてもらいました。


どちらもウチで出せないような翅周りの雰囲気をしたメスだったので、
相変わらずブリード技術に対する明らかな差を感じて悔しいです。
補強したメスはウチの早期メスに足りない所がキッチリあって、補強としては良い傾向でした。
自信満々の自己ブリ♀でコケたら、逆に補強のメスが大活躍しそうな気がしますねw
2019年度も管理温度や菌糸はウチの能勢産に合わせていくので、
SR♀からのラインは全く結果が出せないかもしれません。
そうなった場合は将来的なことも考えて、
来年度からはSR♀に合わせた環境で幼虫管理をやろうと思っています。
しかし、補強したSRの虫を見てると「僕の考えた最強の血統同士の組み合わせ」とか
真面目にやってるうちはいつまで経っても先頭のブリーダーに追いつける気がしませんね・・・
ライン表や血統図じゃなくて、もっと虫を見ないとですね(;´・ω・)
最後に2018年度のオス幼虫の経過ですが、すでに大半が蛹室を作り始めています。
1400ボトルはボトル上部の両端に小さい穴が1つずつ、
2300ボトルは片っぽだけに大き目の穴が開いているパターンが多いです。
40g台のオオクワ幼虫には2300ボトルはちょっと横幅があり過ぎた気がします。
2月下旬の4本目交換から昇温も経て4月中旬まではかなり順調だったのですが、
最高温度に昇温した所から少し下げたタイミングで急に暴れる幼虫が出てきてしまい
この1週間あたりで急激に薄氷の上を歩くようなスリリングな毎日になっております。
大きめの幼虫は落ち着いているのに、33~34gあたりのが大暴れなのが意味不明です。
やっぱり大きくなれなかった幼虫にはそれなりの理由があるのでしょうか・・・
今年は基本的に暴れても蛹化するまで放置でいきます。
今までの経験上4月過ぎてからボトル交換した幼虫は体力不足で結局★になるのが大半なので、
もうアレコレするよりはキッパリと諦める方向で・・・
無事に蛹化できた時点で蛹を人工蛹室に移して、泥みたいになったクソボトルを処分していきます。
このまま順調にいけば、5月中旬~下旬にかけてほとんどの幼虫が蛹化すると思います。
羽化は例年通り6月中旬から末頃に集中するはずです。
昇温のタイミングとかについては例年と変えていないのでキッチリ予定通りですね。
蛹室の位置もボトル真ん中から上部に集中していてイイ感じなので、
あとは幼虫のポテンシャルに期待するしかありません。
たのむよ!
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